ただいま研修旅行中

仁和寺にて
仁和寺にて

日本文学科は創設以来、文学の故地、京都を中心に研修旅行を実施しています。ことしも3月10日から2年生(もうすぐ3年生)が京都を歩いています。

初日はまさかの雪。清水寺から八坂神社に歩く中で、雪の京都の風情を知ることができました。

二日目は妙心寺から仁和寺・龍安寺と歩きました。気持ちよくはれて歩く足取りも軽快です。龍安寺で解散して、金閣寺に行く学生もあり、広隆寺に行く学生もあり、それぞれが文化財に触れました。

三日目はあたたかな一日。志水先生(専門:上代文学・歌舞伎・現代文化)の奈良・大阪ツアーは藤森神社から平城宮址、大阪城、大阪歴史博物館、四天王寺、妙心寺、通天閣と回って道頓堀の竹本座址を見て帰りました。出口先生(専門:幕末明治文学)の新撰組ツアーは壬生寺や屯所跡、八木邸、島原など京都市内の幕末ゆかりの地を歩き廻りました。鍜治先生(専門:中世和歌)の嵯峨野ツアーは定番です。野々宮神社や落柿舎などを回りました。すべて先生方の臨地講義付きの贅沢な授業です。

四日目の終日自由行動日は生憎の雨。それでも伏見稲荷や宇治などを見て回ります。

明日で最終日。最後は恒例の京都御所見学で研修旅行は閉じられます。

学生は20名弱の参加者でしたが一緒に歩く中で親しくなっていきます。数ヶ月後には卒業論文のテーマを決めなくてはなりません。歩きながら先生に相談したりみんなで考えたり。それが研修旅行です。